私につけてる薬(誤解を生みそうなタイトルやな)

おはようございます。
8月9日(木)、曇り空で暗いのかと思ったら、日の出の時間が徐々に遅くなってきているというのもあるんですね。
例年にない暑さでも季節は移り変わっている。
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台風13号の影響で関東以北、太平洋側の皆さん、用心なさってください。
14号が発生し、此方は進路予想が西日本になりそうです。
夏休みも後半、予定は未定、臨機応変にいきましょう。

さて、私がもし医療関係の後進におすすめ本を訊かれたら岩田健太郎先生をすすめるのですが、同時に鷲田清一先生、内田樹先生をおすすめする。
そして幸運なことにこの三者の対談本がある。

【医療につける薬 内田樹・鷲田清一に聞く】(筑摩選書)

岩田健太郎先生が鷲田先生、内田先生それぞれと対談した内容と、三者が対談した内容をおさめた1冊になっている。
医療、哲学、武道という一見すると関係ないように思われるかもしれませんが、医療につける薬は医療以外にあり、そうして医療がよりよくなっていくというともすれば綺麗事に聞こえるかもしれませんが無視してはならない貴重な内容です。
私が本を選ぶ上でこの3人を意識しているというのもあるんですが、腑に落ちることが多い。

あとがきに岩田健太郎先生がこの本を読む上で(生きていく上でも必要なことだと私は思う)、こう記されています。
鷲田先生は、「対話とは、相手を打ち負かすのが目的のディベートとは違い、相手の言葉を受けて自分が変わる覚悟ができているようなコミュニケーションである」とおっしゃっています(『パラレルな知性』晶文社、二〇一三)。自分のささやかな信念とかポリシーなんて、いつだって変えてもよいのだ、という覚悟をもって挑めば、本書はとてもエキサイティングな本になると信じます。「おれの信念はてこでも動かせないよ」という方にとっては、本書は「なんだか変な本だなあ。何言ってんの、この人たち」と感じるかもしれません。ぼくの想像だと、どちらかというと医療界(患者含も)には後者の方が多いような気がします。
でも、少数でもよいから(to the happy few)、本書の言葉にカーンと響いてくれる方がいてくだされば、とてもうれしいです。勝海舟と初めて対面した、坂本龍馬のように。
境界なきアスリートサポートがまさにこういう場で、代表の菅尾さんはよく「ディベートのような感じでみんなで…」と仰いますが、あの場は「対話」です。
否定するにしても頭ごなしではなく、なぜそうに至るかを説明できる人たちばかり。
何より、それも含めていったん受け取ってくれるというのは、当たり前っちゃ当たり前なんですが、現代では貴重なんですよね。
貴重では駄目なんですが…この1冊が切っ掛けとなってくれたらとも思います。
そういう意味でも後進に読んでほしい1冊です。
読むかどうかはわかりませんけどね。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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by treatment-suzaku | 2018-08-09 07:19