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呼吸の呼

おはようございます。
6月16日(土)、台風6号が明日?明後日?には温帯低気圧変わる予想が出ております。
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この土日が穏やかであれば問題なし!
明日の朝は一人で梅小路公園の芝生を散歩しようかな。
体重増加中やし…

さて、昨日に引続き私にとっての解剖学の父・三木成夫の著書より引用。
著書といっても没後、講演録や寄稿文をまとめたものですが。
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「生命とリズム」(河出文庫)

先ずは106項より、呼吸の呼気に対して私がよくテーピングをする理由を引用です。
結論から申しますと、動物というものは植物と違って食物がある時、それをため込む。そのため込みの場所が口から肛門にいたるまで方々にある。“たまり”のあるところに必ず病気が起こる。肺といっても食道の一部が盲腸のようになりますから、どうしてもきれいに出さないといけない。呼気が大切なゆえんです。つまり肺もまた空気のたまり場であります。

たまり場にたまり過ぎると病になる。
それよりも、呼気は副交感神経の刺激になるので呼吸が浅い、呼気量が少ないとなかなか賦活されない。
しかし呼気を意識するとそれはそれで交感神経も刺激されるので、意識せずともじゅうぶんに呼気を出来るようにちょっと背中を押す感じでテープを貼る。
施術前と施術後ではテープも要らない状態になる人も多いんですけどね。
最後の最後、もうちょい…というときに貼ってるんですが、なにより、呼吸が腰や肩や膝や頚や…に関係しているんですよ、全体でひとつですよというのを自覚してもらいやすいというのもありますので。

溜め息はマイナスじゃないです。
って、これ読んだら思ってもらえるかな。
緊張緩和を体が求めているときに自然と出るもんが、溜め息なんじゃないかと私は先人たちの話を聞いていて考えてます。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!

by treatment-suzaku | 2018-06-16 07:09