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無題

おはようございます。
6月7日(木)、雨のやみ間ですが台風が発生してますね。
ただね、なんでもかんでも理由を気圧のせいにはできない。
気圧も要因の1つではありますが、それ以前の体はどうなんでしょう。
睡眠は?運動は?食事は?
全部が全部できないのもわかってます。
ですがそれを気圧に擦り付けるのは如何かな?と。
いつもできていることができないのは本当に気圧のせい?
「同じことができるはず」ということから問い直した方がいいと思いますよ。
失敗という経験を得ることも成功ですしね。
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さて、昨日はリンクを知らないと見れない設定でこの動画を録って投稿しました。
【ヒモトレ番外編「こちょこちょ」】YouTubeより

埼玉の浜島先生が息子さんでされていたのをヒモトレWSでチビスタントにやっていたのですが、改めて動画に録っておこうと。
いずれ着いてくることもなくなりますし、触らせてもくれなくなるでしょうし、今のうちに。
(次回は6月10日(日)10時~11時半です【詳細&申込み】)

ヒモトレはどう巻くかというより、どんな感覚が賦活されるかってのが私としては面白いところです。
その人にとっての体が「ある」と過剰な我慢や頑張りもしなくていいですしね。

しかし、方法論は得てして「変化しなければならない」という心理が働いてしまいます。
特に動作、関節の可動域。
可動域が拡がれば怪我の予防ができると思っている方が多い印象があるんですが、実のところ可動域が拡がることで怪我を招くこともあります。
というより、可動域が無駄にひろい方が怪我や症状が強い。

例えばですが、本当に必要なところに塩梅よくアプローチ出来れば、広すぎる可動域は適度な範囲に制限してくれるし、狭ければある程度可動域を広げてくれるのがヒモトレ。
(これは部分ではなく全体性で動けるようになるからです)
ですが、対症療法的にヒモトレをすると、広いところがさらに広くなってしまい、動かない、狭いところがより固定され怪我や症状を招いていてしまいます。
(これは全体性ではなく部分の強調になっている状態なので)なんなら筋出力が落ちる場合もありますからね。

この可動域で観ることもそうですが、筋の出力が低下すると怖いです。
ここ!という瞬間から1歩、2歩、タイミングが遅れてしまうということですから、支えたいタイミングを逸してしまい怪我してしまう…なんてことにも繋がるわけです。
(施術でもそうですが触り方、アプローチによっては過剰な刺激となって筋出力が低下して可動域が広がっているように見えるだけ、というのが多々あります)

自分のコトは自身が一番知っているんですが、その自分が勘違いしていたとしたら自身はいつまでたっても不調を訴えるでしょうし、折角のいいものまで悪いと捉えてしまう可能性だってあります。
時々でいいですから、体を他者に観てもらうこともおすすめします。
習慣と惰性はいいものを見失うこともありますから。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!

by treatment-suzaku | 2018-06-07 07:27