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自戒を込めて…

おはようございます。
6月1日(金)、本日は保護者総会のため17時半に閉めます。
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なんでしょうね、親はこどもをどう育てるというよりも、枯れんように栄養たっぷりの土壌にしかなれんなぁ、と人生の先輩の話を聞いてると思いますね。
あれこれ言うのを控えんと。

さて、昨日はこれを見つけて改めて過去の自身を戒めました。
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ちょっと観にくいですが、某県某所の接骨院が猫背改善コースと謳って施術をしているということで、町ぶらロケをしている芸能人が施術を受けたあとの比較写真。

これを観て「すごい!背中まっすぐになってる!姿勢が違う!」などと感想を抱いた方、申し訳ないですがこれ、施術云々ではなく【座り方】が違うだけです。
さも「施術がすごい、お陰で」という感じがしてしまいますが、こんなんマジックと同じで錯覚、タネも仕掛けもあります。

深く座って足裏が地面から浮けば背中は丸くなりやすく、少し腰をかけて足裏を地面に着ければ背中をまっすぐにしやすい。

そんなのは当たり前。
施術をせずともできることであり、アドバイスで完了できる話です。
寧ろこの程度のことで施術をする、刺激を与えるということは余計な付加、負担をかけることになり後に姿勢の悪さを助長することになりかねない。
【施術をしたからよくなった】という囚われ。
昨日のランドセル腰痛と同じですね。

施術以前の状態がちゃんと「ある」体になってもらうこと、気づいてもらうお手伝いが医師以外の有資格者がするべきことであって、「○×院に行ったから、×○先生に診てもらったから」ではないです。
自身の機能が、体がちゃんと「ある」からです。

とまぁ、こんなことを書くとですね同業批判となりますが、私自身にも施術を押し付けていた、手柄のように誇っていた過去があるからです。
逆上せ、自惚れ、過信、自己満足…究極のマスターベーションでした。
経験者として、医療従事者としてそれはいかがなもんかと考え直したわけですよ。
外に出れば何てちっぽけな満足で、しかも他者に押し付けた満足で過ごしているかと気づかされる。
それがね、一芸が百芸に通じるほどに出来ていればいいですよ。
残念ながらこの写真の件は、資格の有無関係なく誰にでもできることなんです。
誰にでもできることを誇るって、裸の王様みたい。

ってことで、見た目にわかりやすい事象ほど盲目的になり思考停止するのでご注意ください。
自戒を込めて。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!

by treatment-suzaku | 2018-06-01 07:28