本棚の前に立つと…

おはようございます。
3月16日(金)、雨だ~!
って、昨日の夜からですけどね。
湿度があれば乾燥を防げる…のは必ずじゃないです。
特に喉はね。
嗽もそうですが、水分補給も。
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タンを切る、鼻をかむ、は可能な限りやりましょう。

さて、ホッと一息…すると今朝、この本が目に入る。
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尹雄大【体の知性を取り戻す】(講談社現代新書)

パラパラっと本棚の前で項をめくると納得。
ヒモトレに出会う前に読んだ本なのですが、尹氏は韓氏意拳についての著書があるように光岡師範に学んでいるのです。
そう、ヒモトレ創案の小関先生も韓氏意拳が根っこ。
知らず知らずのうちに私は、韓氏意拳の世界に言葉で触れていたんですね。

本書の[鍛錬すればするほど感覚が鈍っていく](60項~)より、尹氏の経験からの考察が印象深いので引用。
なぜか体の鍛錬が、どんどん感覚を鈍らせる方向にいってしまうのだ。
(中略)
(匍匐前進で)腕しか使えない状態で道場内を何往復もすると当然、肘まわりの皮膚が破れる。それを毎日やらされる。柔道着に血が滲んではじめてまじめに取り組んだと認められるのだ。一事が万事この調子で、痛みに耐えるほど、ケガをすればするほど熱心に打ち込んだ証と評価され始める。すると、自分の体を丁寧に扱うこともなくなり、どんどん鈍重になっていく。自分の体が訴えかける声を無視することが正しいような気になってくる。
痛みは体の警告だ。「体の構造が本来もっているつながりを失った動きをしている」と教えてくれているのだ。しかし、我慢をすればするほど正しいし、努力している証だという倒錯した世界に入っていくと、体の声が聴こえなくなる。

これは日常にも言えます。
会社に勤めている人も、家族でも。
【体の構造が本来もっているつながりを失った動きをしている】という警告を受け入れることは、辛さも伴うかもしれません。
いや、伴うでしょうね、今までの自分を自身によって否定する作業が伴うんですから。
ですが過去は変えられません。
今、その体の警告に気づいたのであれば、チャンスです。
その辛さも一緒に受け入れるしかないし、最近お伝えしている「しゃがみ方」も徐々にバージョンアップしております。
過去の経験をなしにすることはできません。
それはわかってますが、今の心身状態によっては捉え方がガラッと変わったりします。
他者に対しても自己に対しても。

過去がすべてではありません。
今、ここ、からです。
ほんとに。

機会があったら読んでみてください。
パラパラ項をめくるだけでも、切っ掛けがたくさんありますよ。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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by treatment-suzaku | 2018-03-16 07:25