膝の痛みの原因が膝にない1例(ひもトレ版)

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さて、昨日は元剣道少年、現乗馬クラブのバイトしている、鍼が嫌いな男子が、左膝内側の痛みで来院。
歩いても、階段昇降でも痛いとのこと。
私は以前から云っていますが、いきなり膝が悪くて膝に痛みが出ることはない、です。
そこで、先ずはヒモトレスピンドルを骨盤に巻いて階段昇降で確認。

私「どう?」
男子「痛くないですね~」と、不思議顔。
私「いつも通り、膝に原因はないようやね」
男子「みたいですね」
私「じゃ、うつ伏せになって、動き確認してTreatmentするね」

うつ伏せで「ひもトレ」をしてもらいながら、ヒットマッサーで殿筋群、起立筋群の筋膜調整。
ヒモトレスピンドルを骨盤に巻いたまま、階段昇降で確認。

私「どう?」
男子「痛くないですね」

ヒモトレスピンドルを外して、階段昇降。

私「どう?」
男子「ちょっと違和感です」
私「おっけー、じゃ今度は仰向けで」

パトリック、逆へのパトリック、で左右差が顕著。
先ずは右足から調整すると、右の動きがやや改善。
そして左足を調整すると、右足の動きがさらに改善。
あと、肩甲骨を触って終了。

私「(ヒモトレスピンドルなしで)階段いこか」
男子「痛くない」
私「わかったと思うけど、やっぱり膝に原因はないなー、けど何処に原因があるっていうのは正直わからんのやけど、かまへん?」
男子「はい、いいです」
私「歩き方はお父ちゃんと一緒で、階段の昇り降りもそっくりやわ」
男子「えー、おかんに似たかった」
私「おかんのはおかんのでちゃうとこに負担出てるからなー、取り合えず階段の昇り降りの時に、足の上に膝が来るように意識して。もちろん馬に乗るときもやで」
男子「あ、膝が内に入ってますね」
私「歩き方を変えようと思うと最低2年はかかるから、気長にいこ」
男子「えーーー、2年ですか…」
私「いきなり変えると、別の場所に痛みが出やすくなるから」
男子「わかりました」
私「ちなみに、膝の位置は自転車のときも意識してや」
男子「あ、内に入ってますわ」
私「お、ほな結果が出てるかどうか(自転車の方が)自覚しやすいからやっていってな」
男子「はい」

とまあ、こんな感じです。
膝の痛みは、膝にあらず…というのが実に多いんです。
ヒモトレスピンドルを巻いて動いたときに痛みがそのままだったら、徒手検査を細かくして、その中で対応していきます。
もちろん、徒手検査で見えない部分があれば、専門機関での検査も必要になります。
「ひもトレ」は、あくまでも無駄な力を抜くことで癖の少ないからだを実感すること。
それで症状が増減するかで、対応が変わってくる。
痛みや症状がない、イコール、治った、ではないんです。
そこんところ、よろしく。
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by treatment-suzaku | 2016-06-05 09:02