痛みのコントロールとヒモトレ

おはようございます。
12月7日(木)、冷え込んでますが氷点下にはなってない。
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薄く氷は張っているでしょうね。
防火バケツが減ってきた今は、それをつついたり割ったりして遊ぶんも見かけなくなった。
電気が世界から夜をなくした…
便利が本末転倒とならんことを願います。

さて、ヒモトレは施術の前提、本当に施術が必要かどうかという目安にもなります。
だいたいね、ヒモを身体に添わせるようにゆる~く巻くだけで症状が変化する、特に感じなくなるということは、それは身体の中で処理可能な、自分で自分を調整することができる範囲内ということです。
痛みのコントロールをできるって大きなことですよ。
ヒモトレしても痛みが消えるわけではないんです。
自己の調整で賄えるということを感じられるということ。

ヒモトレの可逆性。
ヒモを添わせて症状が緩和したあと、ヒモを外すと症状が戻ってきます。
そりゃそうです、ただの丸みのあるヒモですからね。
当然です。
ですが、もし、ヒモを添わせて緩和する症状があるなら、とりあえずヒモを巻いて1ヶ月ほど過ごしてみましょう。
で、いまいち症状が緩和しない場合、医療機関へ受診しましょう。
つじ鍼灸院もそのうちのひとつです。

でね、最終的に私が目指しているのは、ヒモトレもない生活。
ヒモトレなくても快適な身体で過ごせること。
だってそうでしょ?
ヒモをゆる~く添わせることですら面倒臭い方がおられるんですから。
そこも目指さないとね。

本来の身体は、痛みをコントロールできるんです。
平尾剛さんが内田樹さんとの対談本(ぼくらの身体修行論)で「痛みを過去のものにする」という話が出てきます。
ラグビーの試合中にされていたことなんですが、痛みが今あるとその痛みに引っ張られて動きの精細さを欠いてしまう。
そこで、今ある痛みを過去に痛いものとして時間をずらすことで、全力プレーで相手のディフェンスを出し抜いて得点に繋げる。

いやはや、これを一般人にしてもらおうとすると、言葉も経験もない(経験はあるかもしれませんが引き出し開いてないし、言語化できてない)ので難しい。
そこでヒモトレの可逆性を体感してもらう。
その痛みが本当にそこに起きているのかどうか。

昨日紹介で来られた方は、骨盤の真ん中、仙骨部を打撲。
病院では骨に異常がないということで湿布処方のみ。
で、1週間以上経過しても痛みがあり、特に階段を上る、衣服の脱ぎ履き、走るとうのが痛みを伴って辛いと。

動作を再現してもらいながら違和のあった膝下と脚ヒモを巻いてみました。
するとほぼ、痛みなく階段も上れ、腿上げのような動作で痛みを感じなくなった。
階段は手摺に頼るぐらいやったのに、全く持たずに上がれたと表情が緩む。

次にヒモを外して同じように腿上げのような動作をしてもらうと痛みが戻ってきた。
もう一度巻き直して、さらに草鞋巻きを足すと磐石で痛みなし。

先程も書きましたが、目指すはヒモトレなしの日常ですから、ここからが私の出番。
ヒモを外しても問題なく過ごせるようにアプローチさせてもらいました。
今回は、ヒモなしでも動作の痛みも問題なくなりましたが、動きを制限された中で過ごしたのが、解放された動きになるとそれはそれで負担が出るわけです。
そうならんように、という動きすぎがないようにとはアドバイスさせていただきました。
症状取れて動きが戻って、動きすぎてまた打撲…という可能性は大きいですからね。

とまぁ、打撲という明確な原因があって数日経過した症状も、ヒモトレが痛みのコントロールを教えてくれることもあるという症例でした。

ただし、打撲は舐めてはいけません。
ぶつけた時の衝撃は、確実に身体に残っていますから、できるだけ早く対処対応してくださいね。
それこそ、忘れた頃にやって来ますから。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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# by treatment-suzaku | 2017-12-07 07:24

ヒモトレして肩車すると…

おはようございます。
12月6日(水)、ついに気温が0℃。
京都南丹は氷点下4℃というところがあったそうです。
Renさんは「ゆきふる?」を連発。
いっそ降ってくれた方が暖かいのになぁ。
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でもやっとですね。
ようやく冬に突入です。
そろそろサンダルはやめようかな。

さて、色々考えていたんですが、来年からの月1ヒモトレ講座を日曜日だけにするか、平日にも開催するかで模索。
というのも、土曜日の開催は治療所のことを考えると難しい。
かといって月初月末は何かと忙しい方が多い。
となると…月1開催はするけど、必ずこの曜日、しかも第○週目とするか。
最終的には此方の都合で開催することになるでしょうが、会場の空きもあるんで時間も定まらないかも。
ま、なんとかします。
今しばらくお待ちください。

さてさて、今年最後の保育園有志の登山隊で行った大文字山。
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Yバック、ダブルへそヒモ、草鞋巻きに地下足袋。
これが私の登山スタンダード。
へそヒモを1本ではなく2本にした理由は、全身と股関節の連動を感じた結果です。
お尻の下から恥骨に向かって巻く「脚ヒモ」を巻いていたんですが、シリコンある側の方が動きやすい感覚があって、両方に巻いて試したらずれまくり。
そこで思いきって、へそに2本巻いてみたところ両側共に股関節が連動していく。
不思議な感覚でしたが、同じ場所に2本巻くという着想はキネシオテーピングの重ね貼り。
先日の関西ヒモトレ特別講座でお伝えしましたが、「重み」という「刺激量」が大きい方が登山の時はいい感じ。
平地の日常では2本巻くと邪魔です。
なので1本しか巻きません。
こうと決めているわけではないですが、今のところこんな感じ。
「ヒモパン」とか「しっぽ巻き」もあるんですが、子供たちがメインですのでいざってときにずれたり巻き直している時間がないのでね。
簡便で繋がりがいいダブルへそヒモになりました。
正直、このセットで巻いたときの肩車は子供の重さも軽く感じますし、何よりバランスが崩れにくい。
山肌登ったり下りたり、倒木を跨いだり下をくぐったり、多少バランスを崩しても子供込みの身体が、重心がわかっているんでしょうな、立て直せる。

この写真の子は2歳で15㎏やったかな?
なので身体はまだ柔らかい、軟らかい。
あっち向いたりこっち向いたり傾いたりしても平気。
肩車という制限された動きの中でも最大限動き回る子供。
しかも視界がいつもと違うというのは、子供にとって最高の環境ですしね。
どこかにいって遊ぶだけでなく、大人の身体を使って遊ぶのもジャングルジムみたいで子供は喜びますね。
タスキにへそヒモ、草鞋巻きやハチマキをして子供と遊ぶのもいいですよ。
理学療法士・中西眞さんの言葉を借りるなら「子育ちは親育ち、親育ちは子育ち」ですね。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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# by treatment-suzaku | 2017-12-06 07:23

万歳してみる

おはようございます。
12月5日(火)、第1火曜日なので休診です。
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といっても、電話は通じますので。
万が一出なかったときは、折り返し此方からかけ直しさせていただきますので、お待ちいただければと思います。

さて、関西ヒモトレ特別講座@京都で改めてタスキの奥深さ、巻き方による差異が伝えられたと思います。
これがいい、あれの方がいい、これはダメ、ではなくて、これもあれもそれもどれも、何かしら身体の輪郭を、等身大の自分に再会できる。

タスキ、Yバック、Bタスキ、前後タスキ、四方タスキ、片方だけの袈裟のようなタスキ、などなど。

そういえばそうやったかも…という、バランスからだ塾の塾長である安田さん考案の四方巻き、YOSHI FIT代表の高橋さん考案の前後タスキもそうですが、バッテンがどこにあるかでそれぞれの身体があるというのを楽しみながら、その日に合わせて巻き直してもらえればと思います。

私は今回の3日間で前後タスキの別の巻き方を覚えたんですが、バッテンの捻れる方向が違うことでも感覚が違うと感じましたし、昨日の施術でも巻き分けると違いが出ました。
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ね、縦方向と横方向と。

個人的な施術勉強会に参加してくれている先生や私を知っている方々は、これを見ただけでどう巻き分けているかにお気づきだと思います。

昨日の方は、右側はなんともなかったんですが、左側で巻いたら万歳すると腰に違和が出ると仰ってましたからね。
何気なく自分より高い所の大きなもの、重いものを持つ動作は手を万歳しますよね。
そのときにすでに腰に負担を作っているとしたら、例えばギックリ腰なんかはそうですが、自ら招いているということになりますよね。
万歳するという、現代ではそんなにしなくなった動作ではありますが、だからこそ身体の輪郭が感受しやすいというのもあります。
差異があることは悪いことではないですが、それをそのままにしていいのかどうなのか。
そこんところを少しだけ、ほんの少しだけ感じていただければと思います。

ヒモトレでなくても、上のものを取るときに台を用意するとか、靴下脱ぐとか、ね。
急いでいるときこそ一呼吸おいたり、余分な手順をあえて踏むことでその先に潜む症状を回避できるかなと。
あ、靴下脱ぐのは滑らないようにするのと同時に、無駄な締め付けから解放するというのもあります。

手を挙げる、万歳するのが楽チンやと、それに似た動作も楽チンになる可能性がありますしね。
ものは試しですよ。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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# by treatment-suzaku | 2017-12-05 07:47

東寺とNHKカルチャーセンター京都

おはようございます。
12月4日(月)、部屋の中が寒く感じます。
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昨日がポカポカで上着が要らなかった…というのがあったからでしょうね。
関西ヒモトレ特別講座の翌日やった昨日、NHKカルチャーセンター京都でヒモトレ講座が13時半からあったので、東寺まで小関さんと一緒に行ってきました。
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スカイツリーにも応用されたという五重塔の建築美に魅とれていました。
現代のような地中に基礎を打たず、石の上に乗っているように建っている。
まるで人のように。
都会の静寂。
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圧巻でした。

で、時間がギリギリに四条烏丸まで戻り講座へ。
少しお手伝いさせていただいたんですが、関西ヒモトレ特別講座に参加できなかったという方やTwitterでいつも拝見してますという方もおられて、またまたオフ会のような出会いがありました。

ネットのすごさを感じると共に、ホームページは必ずしも有効ではないということも感じましたね。
情報を発信することをし続ける。
なんの特徴もない、また凝りすぎた内容よりも、そして更新のない形だけのホームページより、こうしてblogを通して発信し続けることがどこかの誰かに届くもんですね。
101匹の猿理論。
どうやら私にとってそれは、同じ場の100匹ではなく、同時多発的な場の異なる100匹だったのかもしれません。

話が反れてしまいましたね。
NHKカルチャーセンター京都での内容は、中之島、特別講座ともまた切り口が違う小関さんの清流のような語り口は聞いても観ても圧巻でした。
90分は短すぎまして、予定より約20分ちょいオーバーでしたが、参加者の皆さんの反応がよかったです。
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ありがたいことに、私も質問にお応えさせていただきました。
正座をすると左の膝が痛くなる。
立ち姿で負担を観て、実際に座っていただくと身体が右に偏って左に体重をかけないようにしている。
で、足首を観るとある特徴が出ていたので、時間もなかったので左の足首だけに「草鞋巻き」をして再度、正座をしてもらったら…偏りなく痛みも出ず正座されていました。
寝ているときに巻いていただくにしても、日常生活で巻いていただくにしても、左右両足首に草鞋巻きをしてもらうようにお伝えさせていただきました。

これはこの方の場合ですから、必ずしも同じように正座して膝がいたいという方に巻くかどうかはわかりません。
ヒモトレは痛みを改善するものではなく、本来の身体、等身大に再会するだけですので、効果を求めてしまわないようにご注意ください。
部分の集合体となっている身体を、全体としての身体を感じていただければと思います。

小関さん、3日間ご一緒させていただきありがとうございました。
中條さん、上田さん、も色々ありがとうございました。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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# by treatment-suzaku | 2017-12-04 07:38

取り急ぎご報告~関西ヒモトレ特別講座~

おはようございます。
12月3日(日)、快晴。
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今日もヒモトレ講座に行ってきます。

さて、関西ヒモトレ特別講座@京都ですが無事に、盛会にて閉幕いたしました。
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やはりヒモトレの成り立ちから、各方面の視点から観ていく内容、そしてこうして一緒に登壇して話をすると、どんどん世界が広がっていきます。
また詳しくは後日書こうと思いますが、今日は昨日の余韻を楽しませてください!
打ち上げまで楽しすぎたので。
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ね、小関さんと双鳳先生のこの笑顔!
これだけでも楽しさ、面白さが伝わるかと思います。

小関さん、中西さん、双鳳先生、スタッフしてくれた3人、参加者の皆さん、Kちゃん、Renさん、そしてあの素敵な場をお貸しくださった合心館御所南道場館長の小川さん、心より御礼申し上げます。
またこのような機会が設けられるよう、それぞれがそれぞれのヒモトレを取り入れていきましょう。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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# by treatment-suzaku | 2017-12-03 09:06

いよいよ。

おはようございます。
12月2日(土)、冷えましたね。
空気が冷たい…ピンっと張ってるんでいい感じ。
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いよいよです。
関西ヒモトレ特別講座@京都 合心館 御所南道場

昨夕、朝日カルチャーセンターで小関さんのヒモトレ講座を受けながらお手伝い。
終わってから少しお話しさせていただく時間もあり、今日のワクワクが倍増しております。
私が抱いていた違和を小関さんもお持ちだったということもあったんですが、出会いはこれからまだまだ続いていくんやなぁ…という、外に出る楽しさがまだまだあるなと。
その為には、私が私であることなんですけどね。
私に縛られんようにってのが、一番かも。

今日の講座は久し振りに会う方や初めて会う方様々。
今日という時間を共有できることを、楽しみたいと思います。

さて、本日は予定より早く、15時に閉めます。
ご迷惑をお掛け致しますがご容赦ください。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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# by treatment-suzaku | 2017-12-02 07:58

修正し続ける身体と定着する身体

おはようございます。
12月1日(金)、本日は所用で外出するため、9時半~16時までです。
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事務仕事をすると枕の高さが心地好く感じるように…というか、気づいたら枕に頭乗せている。
枕がない方が腰や背中は心地好いんですけどね。
その日の暮らし方で身体の反応は違いますし、同じ身体というのはありません。
見た目が同じ、同じタイミングで身体が動くとそう思うかもしれませんが、細部は意外とちゃうもんです。
違いばかりに目を向けると窮屈ですが、ちょっとした違いを感受できると、ほんの少し、日常が楽になります。
というのも、感受できるとその瞬間からいつもと違う身体の動きをし始めるからです。
って、不快を感じた瞬間からなんですけどね。
その微調整が負の循環になりやすいので、他者の手、施術やヒモトレ、テーピングや運動をしてみる。
負の循環を正の循環に。
そして症状が、不快さがなくなれば一旦他者の手から離れてみる。

ここからが私は本来の身体との出会いやと思ってるんですけどね。
日々の積み重ねは些細なことですが、塵も積もれば山となる。
昨日は2人、日常の何気ない、でもそれは心理としたら当然の癖、動作として定着してしまった。
一人は膝、一人は肩。
膝の方は、ちょっと時間がかかる状態。
肩の方は、改善は早いが悪化も早い状態。
両者ともに、身体の使い方を提案して実践してもらえることになりました。
膝は一ヶ月、肩は2週間。
先ずはここからですね。

どちらもお若いので今後生涯の悩みにならないように取り組んでいただければと思うんですが、日常生活というのはイレギュラーの連続ですから、臨機応変に対応できるように私も歩みを止めぬよう進んでいきます。

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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# by treatment-suzaku | 2017-12-01 07:32