2017年 08月 02日 ( 1 )

パンと本と師匠と弟子と

おはようございます。
8月2日(水)、夜中から頻繁に揺れている関東の地震。
驚いてベッドから落ちて怪我をされた方がおられるとのこと。
慌てないというのは難しいと思うのですが、先ずは一息、しっかり息を吐く。
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台風5号の進路が沖縄へ向かい始めたようです。
変わらず勢力を保ったままなので、被害がゼロとはいかないでしょう。
最小限で済むように準備してくださいね。

さて、昨日は宇治三室戸で担当している患者さんに憧れていた、1度は食べてみたいパン屋さんのパンを戴きました。
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ロールパンでしたが、持った瞬間に噂通りの重量感。
少し押しても跳ね返すほどの弾力と噛みごたえ。
噛めば噛むほど味が出てくる。
こんなロールパンは始めて食べました。
いろいろ試したかったんですが、Renさんに昨夜食べられちゃいました。
しかも焼きそばパンにして。
美味しそうに食べてましたから、贅沢やろ!とココロの中で突っ込みました。
ひとつは食べれたので、この味を覚えている間に今度は自分で買いに行こう。

このパン屋さんに魅力を感じたのは、外弟子に聞いていたのとこの本を読んだから。
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本文から数行、引用させていただきますね。


その人は昔からの職人さんにしては珍しく、わからないことも聞けばちゃんと教えてくれます。けれど、職人の世界は明文化できる技術はほんの一部で、大半の部分は「見て盗め」「自分で考えろ」といった感覚的な世界になってしまい、やっぱりそれは各自で身につけるしかない。(36項)

結局はトライ&エラーをで数をこなして自分で考えて培っていかないといけない部分があるので、なるべく「その人の感覚」を引き継ごうと、みんなで努力しているところです。(37項)

シンプルに美味しいものって、実はかなり難しく技術のいることです。(39項)

本を読んだりもしましたが、職人の感覚を身につけるのは突き詰めると実際にやって覚えるしかありませんでした。(44項)


師匠と弟子の関係はこれらの言葉に凝縮されてます(と私は思う)。
特に、「その人の感覚を引き継ぐ」というのが私にとっては印象深い。
私が身を置く業界は同時に「自分の感覚」も培っていきます。
それが個性というか、その人にしかできないことになっていくからです。
ですが、パンはその味を引き継ぐという自身の感覚よりも他者の感覚が評価となる。
同じ味を求めて「お店」にやって来るからかと。
代が替わっても、来てもらえるというのは二重の喜びなんでしょうね。
私は一代で終わります。
ですが、師がいますし、弟子もいます。
この場所ではないところに引き継がれていく何か。
伝わったかどうかというのが見えないところに苦楽があります。
どうやら私は、そこにも魅力を感じているようです。

パンの話やったはずなのに、どこでこうなったんやろか。
書いてみて初めて気づく頭の中。


それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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by treatment-suzaku | 2017-08-02 07:36