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語彙が少なく深みのない稚拙な内容です

おはようございます。
2月13日(火)、寒いような温かいような…
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気温の変化がこれから日毎ではなく、時間毎になってくると思いますので、服や空調を微調整していきましょう。

さて、平昌五輪で日本選手がメダルを獲得しましたね。
おめでとうございます!
その一方で表彰台にも、入賞にできなかった選手がどれ程いるか。
そして五輪に出れなかった選手はどれ程いるんだろうか。
その思いも背負うのが代表なんだと、誰のインタビューやったかで知った。
負けて流す涙、勝って流す涙、どちらにもその人たちへの思いが詰まっている。

日本にいてスポーツを観戦していると、ラグビーのノーサイド精神が私はとても重要なんだと感じてます。
サッカーは試合後にピッチに立っている選手が全員握手を交わす。
アメフトではキャプテンが相手チームのベンチに行って挨拶をする。
バレーボールも選手同士で握手を交わす。
個人競技の体操は、試合中だろうが演技後に同じ班の選手とタッチや握手、ハグをする。
そして実はスタッフも相手チームのスタッフと同じように握手をしたり挨拶したりしている。

相手を称える。

スポーツの醍醐味は競技中の華やかな場面だけではなく、寧ろこうした試合後の挨拶に詰まっている。
オリンピックは特に4年に1回しかない。
いくら世界選手権で、世界ランクで上位だろうとも、オリンピックは4年に1回しかない。
出た選手の方が少ない中で、技術とメンタルをどうアジャストしているんだろうか。
そんなことを考えると、選手が選手を応援している姿が…ライバルの存在は何よりも支えになるんだろうなと感じてならない。

宇宙兄弟という漫画をご存知でしょうか。
未経験に対してどう向き合うのか。
未知と遭遇したとき、どういう気持ちになるのか。
そこをとても丁寧に描いている漫画のひとつです。

1月に部活身体塾の塩ちゃんがサポートしている高校が春の選抜野球に出場できるかもしれない位置にいるという話の中で、選考大会となる決勝で選手はもちろんスタッフにもそこを経験したものがいないから、知らない景色、表情やからどうなるんやろって想像できなかったし、選手にも俺も知らないと云ったと。

この話を聞いた瞬間に私は宇宙兄弟の主人公、南波六太を思い出した。
まさしくその姿が描かれていたからだ。
宇宙飛行士は宇宙飛行士になれても宇宙に行けないまま生涯を終える人もいるそうだ。
弟の日々人が宇宙に行ったとき、兄の六太はどんな顔をするのか…と考えるシーンがある。
そしてその瞬間、六太はどんな表情になったか…は読んでください。

未知のことはやってみないとわからない、なってみないとわからない。

宇宙兄弟が好きな理由はこの未知に対して様々な感情が入り交じるところを丁寧に描いているのと、登場人物それぞれに焦点を当てて描いてくれるところです。
脇役とされる人物が主人公になる話が多い。
道はひとつじゃないし、誰しもが主人公なんだと感じられる。

塩ちゃんの話のあと、このタイミングで五輪を観ていると宇宙兄弟で読んだシーンが思い出されていく。
ライバル選手に託す思い
選手が背負うモノ
支えてきた関係者
最終的にはスポーツでもなんでも一人です。
自分が選んで進んでいる。
ですが本当に一人なのか。
独りではなく一人なのだ。
勝った選手、負けた選手、出れなかった選手、応援してきた人、そしてその競技を受け継いできた人たち

4年に1回しかないオリンピックの見所は競技後にこそある。


それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!

by treatment-suzaku | 2018-02-13 07:20