読書感想文ですね

おはようございます。
4月7日(金)、春雨ですね。
昨日は久し振りに雨の匂いを感じました。
前線がしばらく居座るようです。
桜、咲いたんですけどね。
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ポツポツ降り続きそうです。
洗濯もん、乾かんな~

さて、私が勝手に運命を感じた本。
読了していたのですが、書き忘れていました。
ヒモジトレの1回目があった2月22日発売だったから。
というだけじゃないんですけどね。
発行はミシマ社やし、装丁は矢作多聞さんやし、勢古浩爾さんやし。
それが此方。
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【ウソつきの国】

もうね、日本人に読んでほしい1冊。
特に高校生かな。
義務教育が終り、社会に飛び込むまでのこの3年間で読んでほしいな。
本を読む切っ掛けにもなり得るからね。
なんといっても、「ウソ」という矛盾が詰まっています。
日本人の性格そのもの。
今日はね、この文を、少し長いけど引用させていただきます。



【で、実際に、自我を捨てることが出来るのか?まずできない。偉い坊さんだってできない。だから理屈なのである。自分を捨てることよりも、他人にウソをつき、自分にウソをつき、他人を恨み、自分を可哀想に思うことのほうがはるかに簡単だからである。素の自分をさらけだすことより、身を飾ることのほうが簡単である。
なにかに依存したり、人を怒鳴りつけて服従させたり、ウソをつくことは子どもだってできる。だれでも容易にできることは、多数派を形成して強いのである。(中略)
自我を捨てることはできない。だが、だれでもしていることから外れた、自由な考え方をもつことは、かなりな程度できる。ただし、それでもなお、できないことはできない。無理なものは無理である。そのことを受け入れ、その環境の中で、自分はこれでいい、自分なりにちゃんと生きていける、と思えるかどうかが、「自立」か「自己家畜化」するかの分岐点である。(本文146~147項から引用)】


読んでいて思うことは、ウソをつくことが必ずしも悪いことではないが、受け取り方次第。
それは自己に対しても他者に対しても。
ウソをついたことがない人って、いないでしょ?
私だってウソをつきます。
師匠が言ってましたが、「ウソも突き通せばホンモノになる」とはある種の真理にも感じる。
ウソから出たマコト、ですね。
そうなることだってある。
あとがきに著者の勢古氏がこう記している。


【ほんとうに「ほんとうのこと」をいうには力の優位(社会的地位、実績、年齢)が必要である。少なくとも対等でなければならない。下っ端や下請けが上司や親会社に「ほんとうのこと」をいえるはずがない。それでも「ほんとうのこと」をいうためには、最悪の場合、緒関係の破綻を覚悟しなければならない。ほんとうの「ほんとうのこと」をいうのは、ウソをつく以上に、エネルギーが必要である。(本文252項より引用)】


人は、「ほんとうのこと」といいながらウソをつくことがあるのは、その関係を破綻したくないから。
むしろ、その関係性を大切にしているから…かもしれませんね。
正直者が馬鹿をみるのは、果たしてウソかマコトか。


それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!
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by treatment-suzaku | 2017-04-07 07:22