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ミシマ社の雑誌「ちゃぶ台Vol.2 革命前々夜」読了

おはようございます。
2月8日(水)、乾燥して喉の痛みと、喉の痛みで呼吸が浅かったのか背中の痛みも感じた目覚め。
ヒモトレ・タスキ亜種のYバック巻いて背中の痛みが徐々に取れていく。
水分摂取と嗽で喉の痛みも軽減。
今日はしっかり加湿しますね。
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今日は風が弱まり、体感温度も上がるようですが、夜から天気が崩れ、寒気も相まって雨が雪に変わるとのこと。
外出される際は、暖かいツールをひとつお持ちになってください。

さて、買い損ねていたミシマ社の雑誌「ちゃぶ台Vol.2 革命前々夜」を読了。
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ご覧の通り、コデックス装という装丁でガバッと開けてしまうのが特徴です。
で、内容は取材の時系列順に掲載されているので、雑誌なのに話が繋がっていく短編集を読み終えたような心地好い、でも刺激のあるもの。
最後の益田ミリさんのミシマ社代表の三島さんとのやり取りが、短編小説に仕上げたような感じもするし、三島さんが編集後記で書かれているように前号が赤ちゃんのような編集で今号が三歳児のような成長した編集だからなのか、それとも副題の革命前々夜だからなのか。
ズシンと重い1節もあれば、軽快で爽やかな1節もある。
その中で私も知らなかった鷲田清一さんの「心」の語源の話をご紹介。

【これもこないだ初めて知ったんだけど、心ってね、肩こりと語源が一緒なんやって。「こる→心」。だから、心というにはどっか存在が凝っているときに感じるもの。心って凝りやからほぐさんとあかん。だから自分にこだわらないというのは、その凝りをほぐすということになる。所有欲、自分へのこだわり、プライベートとかが凝りを生むわけです。長く続いている言葉って大事な意味があるもんなんです。もとの意味に帰ると(ただしこれはとても難しい作業なんですが)、意外とヒントになるんですよ。】(157ー158項より引用)

仕事柄、ここを引用させていただきましたが、20名の方の思考に1冊で触れられるのは雑誌のいいところ。
雑誌って出版されたときに読むのもいいですが、時間と共に読み返すとその時期の好し悪しも、そして予言やったんや…というのも含めて面白い。
この「ちゃぶ台」に関しては、本棚に並べておける雑誌?単行本?ですから、おすすめです。
待合室の本棚に並べておりますので、よかったらお読みください。


それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!

今朝の体重、量ってません。

by treatment-suzaku | 2017-02-08 07:36